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日文研図書館ニュースレター No.2 2020.5.22
皆さんの日本研究にちょっぴり役立ちそうな情報を図書館がお送りします。
発行:国際日本文化研究センター 資料課資料利用係
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現在、再開館に向けて準備中です。具体的なことが決まり次第、別途ご案内
致します。ご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ちください。
■□■ 目次 ■□■
1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
『はしかまじないおしえ寶』
2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
「淡輪文書(プリンストン大学との共同事業)」
3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
「Project MUSE」
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1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
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「感染症と日本人」というテーマの下、日文研の資料を紹介していきます。
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、妖怪「アマビエ」のイラストがSNS等
で多く投稿されたり、関連グッズが販売されたりしています。アマビエのご利益
は「疫病が流行したら私を写し人々に見せる」ようアマビエが告げたと弘化3年
(1846年)の瓦版にあることに由来します。
このようなおまじない関連の記述ははしか絵にも多く存在し、「飼葉桶を頭にか
ぶる」ことや「タラヨウの葉に「麦殿は生れぬさきにはしかしてかせたる後は我
が身なりけり」という歌と名前と年を書いて川に流す」こと等が挙げられていま
す。
はしかまじないおしえ寶(宗田文庫)
http://lapis.nichibun.ac.jp/sod/Detail?sid=1-8&eid=01上のはしか絵にはまじないに使われた飼葉桶や麦、喉がいがらっぽい時に食べる
と良いとされる金柑がそれぞれ効果について語り合っています。
<参考文献>
「肥後国海中の怪(アマビエの図)」(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
新聞文庫・絵 84コマ目)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122国際日本文化研究センター 宗田文庫目録編集委員会 『宗田文庫目録 図版篇』
2002年
http://doi.org/10.15055/00000005<宗田文庫とは>
医史学者の故宗田一氏が収集された、医学史・薬学史に関する
書籍、図版資料などを中心とする日本医療文化史のコレクション。
目録は日文研オープンアクセスで公開されています。
書籍篇
http://doi.org/10.15055/00000006図版篇
http://doi.org/10.15055/00000005図版資料はデータベースで公開されています。
http://db.nichibun.ac.jp/ja/category/soda.html<画像利用について>
日文研が所蔵する資料のデジタル画像を利用する場合は
下記のページをご参照ください。
http://library.nichibun.ac.jp/ja/guide/specialuse.html---------------------------------
2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
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京都大学総合博物館が所蔵する淡輪(たんのわ)文書のデジタル画像が公開され
ています。鎌倉末期~室町中期の53点から成り、足利氏・細川氏・畠山氏の書状
など、南北朝期の様子を伝えるコレクションです。
「淡輪文書(プリンストン大学との共同事業)」
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/collection/museum/tannowaこのデジタル化公開は、京都大学とプリンストン大学との継続的な共同事業の一
環です。プリンストン大学東アジア研究部のほうでは、文書の翻刻・翻訳された
ものが公開されています。
「Tannowa Collection: The Kyoto Princeton Project」
http://komonjo.princeton.edu/tannowa/---------------------------------
3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
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日文研が契約しているオンライン資料の多くは所定の方法でご自宅のPCやタブ
レット等からでも利用できます。
「契約データベース・電子ジャーナル一覧」ページの「リモートアクセス:可」
の記載があるものが利用できるものです。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=103リモートアクセスの方法については添付のPDFファイルをご覧ください。
【無償公開中のオンライン資料】
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在無償で公開されているオンライン
資料もあります。そのうち1つをここで紹介します。
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■Project MUSE
https://muse.jhu.edu/世界の出版社の人文社会系の学術書やジャーナルが検索・閲覧できます。キー
ワードで検索し、画面左のフィルターの「Access: Only content I have access
to」で絞り込むと無償で利用できるもののみ表示されます。
期間:各出版社がそれぞれ設定。
内容:出版社単位で無償公開。「FREE」のアイコンがあるものが今回の対象。
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無償公開中のデータベース等の情報は次のページでまとめています。
「リモートアクセスサービスを拡充しているデータベース・電子ジャーナル」
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=399ぜひ、ご自身の研究等にお役立てください。
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現在図書館は閉館していますが、5/7よりILL複写依頼やメールボックスによる貸
出を再開・開始しています。ぜひご活用ください。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=398・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
お問合せ先:資料課資料利用係 riyou*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)
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