図書館からのお知らせ

停電に伴う図書館臨時閉館のお知らせ【8/1】

センターの停電に伴い、下記の日時、図書館は閉館いたします。

【日時】2020年8月1日(土)終日

なお、停電中は下記の利用もできませんのでご注意ください。
 ・時間外利用のための入館
 ・OPAC、データベース等の利用

※併せて断水も行っておりますので、ご注意ください。

ご迷惑おかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

OPAC(蔵書検索)の障害について [解消済み 7/29]

不具合は解消しました。(2020.07.29 17:30)

日文研ゲストWi-Fi「nichibun-guest」に接続した端末から、OPACを検索できない不具合が生じています。(2020.07.22現在)
ご自身のノートPCなどで上記Wi-Fiに接続している場合は、別のネットーワークに切り替えるか、館内の検索端末からご利用されるようお願いします。

ご迷惑をおかけしており大変申し訳ございません。

The Times Digital Archive 等の新聞・雑誌データベースが利用できます【~8/31】

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下の支援として、センゲージ ラーニング社Galeと紀伊國屋書店との共同企画で、Galeの以下の3つの新聞・雑誌データベースに8月末まで無料でアクセスできます。

期間:2020年8月末まで

・The Times Digital Archive
アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』に対して『ロンドン・タイムズ』と通称される、世界的に有名なイギリスの高級日刊新聞The Timesを1785年の創刊号から2014年まで収録するデータベース。
刊行当時の紙面がページイメージで再現され、全文検索をはじめ、Web版独自の検索・分析機能が備わっています。
詳細: https://mirai.kinokuniya.co.jp/catalog/the-times-digital-archive/
アクセスURL: https://infotrac.gale.com/itweb/jpcovid030?id=open&db=TTDA

・National Geographic Virtual Library
世界36か国語で発行され、ひと月830万の発行部数を誇るビジュアル誌「ナショナルジオグラフィック」の米国版を1888年創刊号から最新号までフルカラー誌面イメージで見ることができます。全文検索をはじめ、Web版独自の検索・分析機能が備わっています。
ナショナル ジオグラフィック協会提供の電子書籍、動画、地図等のコンテンツも提供されています。
詳細: https://mirai.kinokuniya.co.jp/catalog/national-geographic-virtual-library/
アクセスURL: https://infotrac.gale.com/itweb/jpcovid030?id=open&db=NGMA

・The Illustrated London News Historical Archive
1842年に創刊された世界初の絵入り週刊新聞The Illustrated London News(ILN)を、創刊号から2003年最終号まで、特別・増刊号まで含めて紙面で見ることができます。全文検索も可能です。
詳細: https://mirai.kinokuniya.co.jp/catalog/the-illustrated-london-news-historical-archive/
「ILN がみた日本」(紀伊国屋書店カタログ): http://www.kinokuniya.co.jp/03f/denhan/gale/iln_japan.pdf
アクセスURL: https://infotrac.gale.com/itweb/jpcovid030?id=open&db=ILN

アクセス方法:
・日文研のネットワーク内から
 上記のアクセスURLからご利用できます。
・日文研の外から
 リモートアクセスで接続した上で、上記のアクセスURLからご利用できます。
 接続方法の詳細はこちら https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=397

期間中にぜひご活用ください。

土曜開館および共同研究会開催日の来館利用について(7/1)

 2020年7月より下記の要領で、図書館の土曜開館を再開します。
 また、所内での共同研究会開催日において共同研究員の方の来館利用について、下記の要領で受付を再開します。

●土曜開館
・開館日は、所内で共同研究会がおこなわれる日程に合わせて決定します。
・開館時間は、9時から15時30分までとします。
・当面は開架資料のみ利用可能です。(マイクロ等の閉架資料は不可)
・入館できるのは、センター内部利用者および共同研究員とします。(センター外の方の利用は当面休止中です)

●共同研究員
・共同研究会が所内で開催される日(日曜日を除く)に、共同研究会に必要な目的の範囲で、共同研究員の入館利用を受け付けます。
・一度に入館できる共同研究員は5名までとし、事前予約(
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=407)を受け付けます。
・当面は開架資料のみ利用可能です。(マイクロ等の閉架資料は不可)

 なお、当面の対象日は下記の通りです。
 今後の予定については下記のページを随時ご確認ください。

  7月4日(土)
  7月11日(土)
  7月18日(土)
  7月25日(土)

閉架資料利用の再開について(6/15)

8月1日より当面の間、閉架資料のご利用を停止しています。
ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
※7/29までにご予約いただいた分についてはご利用いただけます。

 6月15日(月)より、下記のように図書館における閉架資料の利用を再開いたします。
 引き続きご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申しあげます。

・機器室におけるマイクロ資料・視聴覚資料の閲覧、および貴重書閲覧室における貴重書・特殊資料類の閲覧を再開します。
・当面は、内部利用者のみに限ります。
・時間帯は平日の10:00~15:00とします。
・ご利用を希望なさる方は、必ず事前に、利用日と利用資料をご予約ください。詳しくは下記のページをご覧ください。
 https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=403
・ご利用は1室につき1日1人までとさせていただきます。
・今後の情勢によっては、予告なく中止する場合がありますのでご了承ください。

 また、ウイルス再拡大防止のため、下記についてご留意とご協力をお願いします。
・入館時の【マスク着用】と、【手洗いまたは手の消毒】の徹底をお願い致します。
・ご利用中は部屋の扉を開放し、扇風機等による換気を常時おこないます。

「Adam Matthew Digital」のトライアルを実施します【6/15-9/7】

データベース「Adam Matthew Digital」のトライアルを実施しています。

Adam Matthew Digitalは世界各国の図書館や文書館が所蔵する貴重資料をデジタル化した一次資料データベースで、約80タイトルのオンライン・データベースを提供しています。

その中から日本研究に関連する3つのコレクションがトライル期間中に利用できます。

トライアル期間:2020年6月15日(月)~2020年9月7日(月)

利用可能なコレクション:
1. Research Source Series: Area Studies: Japan
概要: 開国以前の西洋と東洋との文化交流から西洋からみた近現代日本まで、日
本に関する様々な資料を収録。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-361.pdf
アクセスURL: http://www.researchsource.amdigital.co.uk/ASJapan

2. Meiji Japan
概要: 自然史、民俗学、芸術史の分野で優れた業績を残したエドワード・S・
モースの書簡、日記、ノートブックだけでなく、自然史・考古学・日本と中国の
民俗学に関する資料、講義関係資料、雑誌・単行本を収録。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-341.pdf
アクセスURL: http://www.aap.amdigital.co.uk

3. Foreign Office Files for Japan, 1919-1952 Section 1-3
概要: 第一次世界大戦から戦後の占領までの日本の近代化と世界の超大国との関
係を英国政府文書を通じてたどることができます。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-323.pdf
アクセスURL: http://www.archivesdirect.amdigital.co.uk/FO_Japan

アクセス方法:
・日文研のネットワーク内から
 上記のアクセスURLからご利用できます。
・日文研の外から
 リモートアクセスで接続した上で、上記のアクセスURLからご利用できます。
 接続方法の詳細はこちら https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=397

期間中にぜひご活用ください。

日文研図書館ニュースレター No.3

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日文研図書館ニュースレター No.3 2020.6.12
皆さんの日本研究にちょっぴり役立ちそうな情報を図書館がお送りします。
          発行:国際日本文化研究センター 資料課資料利用係
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■□■ 目次 ■□■

1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
  『明治12年1879年の日本におけるコレラに関する内務省衛生局長報告書』
2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
     Library of Congress「Collection: North Korean Serials」
3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
     「Adam Matthew Digital」(無料トライアル:6/15~9/7)

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1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
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「感染症と日本人」というテーマの下、日文研の資料を紹介していきます。

今回は「外像データベース」から資料を紹介します。

明治12年1879年の日本におけるコレラに関する内務省衛生局長報告書 /
長与専斎
https://sekiei.nichibun.ac.jp/GAI/ja/detail/?gid=GO003001&hid=3559

明治12年にコレラが大流行した際の調査報告書で、『週毎のコレラ患者数の増減
を示す図』『コレラ流行地域を示す地図』を見ることができます。当時は、西か
らの感染拡大をくい止めるため、流行地方を経過して東京・神奈川に入ってくる
船舶や旅客を一定期間抑留させたり、検疫消毒を行ったりと様々な政策がとられ
ていたようです。

長与専斎(ながよせんさい)は長崎で近代医学を学び、その後欧米医事視察を通
して衛生行政の知識を深めました。その後、内務省衛生局の初代局長に就き、日
本における医療・衛生体制の確立に尽力した人物です。
ちなみに文部省医務局が内務省に移管される際、局名に「衛生」の言葉を採用し
たのは専斎で、これをきっかけに衛生の言葉が一般に広く用いられるようになり
ました。

<参考文献>
外山幹夫(2002)『医療福祉の祖長与専斎』
https://toshonin.nichibun.ac.jp/webopac/BB10002655

笠原英彦, 小島和貴(2011)『明治期医療・衛生行政の研究 :
長与専斎から後藤新平へ』
https://toshonin.nichibun.ac.jp/webopac/BB10107564

<外像データベースとは>
日文研が所蔵する欧文図書から抽出した写真、挿し絵などの画像・書誌情報を
データベース化したもの。
https://sekiei.nichibun.ac.jp/GAI/ja/top/

<画像利用について>
日文研が所蔵する資料のデジタル画像を利用する場合は
下記のページをご参照ください。
http://library.nichibun.ac.jp/ja/guide/specialuse.html


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2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
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Library of Congress「Collection: North Korean Serials」
https://www.loc.gov/collections/north-korean-serials/about-this-collection/

米国議会図書館(Library of Congress)が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
の雑誌をデジタルアーカイブとして公開しています。現在公開されているのはパ
ブリックドメインである8タイトル・340号分です。建国初期から1960年代半ばま
での社会・世相等をうつす資料として注目されます。2年間のデジタル化プロ
ジェクトで4000号分以上を公開予定とのことです。

加えて、30000件以上の雑誌記事が検索できる書誌データベースもご利用ください。

Library of Congress「North Korean Serials: Article-level indexing for
the North Korean serials」
http://memory.loc.gov/diglib/asian/html/nksip/nksip-home.html


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3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
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日文研が契約しているオンライン資料の多くは所定の方法でご自宅のPCやタブ
レット等からでも利用できます。

「契約データベース・電子ジャーナル一覧」ページの「リモートアクセス:可」
の記載があるものが利用できるものです。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=103

リモートアクセスの方法については添付のPDFファイルをご覧ください。


【無料トライアル実施:Adam Matthew Digital】
「Adam Matthew Digital」が提供する下記3つの日本研究関連のデータベースの
無料トライアルが6/15~9/7の間に実施されます。
期間中であれば所内もしくはリモートアクセスで利用できます。

1. Research Source Series: Area Studies: Japan
概要: 開国以前の西洋と東洋との文化交流から西洋からみた近現代日本まで、日
本に関する様々な資料を収録。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-361.pdf
アクセスURL: http://www.researchsource.amdigital.co.uk/ASJapan ※6/15よ
り有効

2. Meiji Japan
概要: 自然史、民俗学、芸術史の分野で優れた業績を残したエドワード・S・
モースの書簡、日記、ノートブックだけでなく、自然史・考古学・日本と中国の
民俗学に関する資料、講義関係資料、雑誌・単行本を収録。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-341.pdf
アクセスURL: http://www.aap.amdigital.co.uk ※6/15より有効

3. Foreign Office Files for Japan, 1919-1952 Section 1-3
概要: 第一次世界大戦から戦後の占領までの日本の近代化と世界の超大国との関
係を英国政府文書を通じてたどることができます。
詳細: http://kw.maruzen.co.jp/ln/bn/12-2019-323.pdf
アクセスURL: http://www.archivesdirect.amdigital.co.uk/FO_Japan ※6/15よ
り有効


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
現在図書館は時短開館中です(平日 9:00-15:30)。
ILLや調査の依頼も受け付けていますのでぜひご利用ください。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=398
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


お問合せ先:資料課資料利用係 riyou@nichibun.ac.jp

図書館サービスの一部再開について(5/25)

 新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の解除を受け、5月25日(月)より、下記のように図書館利用およびサービスの一部を段階的に再開いたします。
 引き続きご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申しあげます。

・センター内の方については、平日の9:00-15:30の時間帯を開館とします。(それ以外の日時は時間外利用とします。)
・センター内の方を対象として、貸出、返却、ILL依頼(複写・貸出とも)、NDL送信サービスの利用等を再開いたします。なお、いずれのサービスもこれまでに比べて時間がかかるか当日はお受けできない場合があります。
・閉架資料の利用、土曜開館、センター外の方の来館利用、他機関からのILL受付は、引き続き当面休止致します。なお、再開の準備が整い次第ご案内致します。
・今後の情勢によっては、予告なく閉館する場合がありますのでご了承ください。

 また、ウイルス再拡大防止のため、下記についてご留意とご協力をお願いします。

・入館時の【マスク着用】と、【手洗いまたは手の消毒】の徹底をお願い致します。
・カウンターでは距離をとる、ビニールシート越しに対話する等の対応をとらせていただきます。
・館内の閲覧席を削減しています。また、研究個室およびグループ研究室等は当面使用停止と致します(換気、消毒対応に難があるため)。

お問い合わせ先:
国際日本文化研究センター図書館
資料利用係
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3丁目2番地
電話: 075-335-2066
FAX: 075-335-2093
e-mail:e-mail:riyou*nichibun.ac.jp (*を@に置き換えてください)

日文研図書館ニュースレター No.2

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日文研図書館ニュースレター No.2 2020.5.22
皆さんの日本研究にちょっぴり役立ちそうな情報を図書館がお送りします。
          発行:国際日本文化研究センター 資料課資料利用係
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現在、再開館に向けて準備中です。具体的なことが決まり次第、別途ご案内
致します。ご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ちください。

■□■ 目次 ■□■

1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
     『はしかまじないおしえ寶』
2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
     「淡輪文書(プリンストン大学との共同事業)」
3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
     「Project MUSE」

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1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
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「感染症と日本人」というテーマの下、日文研の資料を紹介していきます。

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、妖怪「アマビエ」のイラストがSNS等
で多く投稿されたり、関連グッズが販売されたりしています。アマビエのご利益
は「疫病が流行したら私を写し人々に見せる」ようアマビエが告げたと弘化3年
(1846年)の瓦版にあることに由来します。

このようなおまじない関連の記述ははしか絵にも多く存在し、「飼葉桶を頭にか
ぶる」ことや「タラヨウの葉に「麦殿は生れぬさきにはしかしてかせたる後は我
が身なりけり」という歌と名前と年を書いて川に流す」こと等が挙げられていま
す。

はしかまじないおしえ寶(宗田文庫)
http://lapis.nichibun.ac.jp/sod/Detail?sid=1-8&eid=01

上のはしか絵にはまじないに使われた飼葉桶や麦、喉がいがらっぽい時に食べる
と良いとされる金柑がそれぞれ効果について語り合っています。

<参考文献>
「肥後国海中の怪(アマビエの図)」(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
新聞文庫・絵 84コマ目)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122

国際日本文化研究センター 宗田文庫目録編集委員会 『宗田文庫目録 図版篇』
2002年
http://doi.org/10.15055/00000005

<宗田文庫とは>
医史学者の故宗田一氏が収集された、医学史・薬学史に関する
書籍、図版資料などを中心とする日本医療文化史のコレクション。

目録は日文研オープンアクセスで公開されています。
書籍篇 http://doi.org/10.15055/00000006
図版篇 http://doi.org/10.15055/00000005
図版資料はデータベースで公開されています。
http://db.nichibun.ac.jp/ja/category/soda.html

<画像利用について>
日文研が所蔵する資料のデジタル画像を利用する場合は
下記のページをご参照ください。
http://library.nichibun.ac.jp/ja/guide/specialuse.html


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2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
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京都大学総合博物館が所蔵する淡輪(たんのわ)文書のデジタル画像が公開され
ています。鎌倉末期~室町中期の53点から成り、足利氏・細川氏・畠山氏の書状
など、南北朝期の様子を伝えるコレクションです。

「淡輪文書(プリンストン大学との共同事業)」
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/collection/museum/tannowa

このデジタル化公開は、京都大学とプリンストン大学との継続的な共同事業の一
環です。プリンストン大学東アジア研究部のほうでは、文書の翻刻・翻訳された
ものが公開されています。

「Tannowa Collection: The Kyoto Princeton Project」
http://komonjo.princeton.edu/tannowa/


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3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
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日文研が契約しているオンライン資料の多くは所定の方法でご自宅のPCやタブ
レット等からでも利用できます。

「契約データベース・電子ジャーナル一覧」ページの「リモートアクセス:可」
の記載があるものが利用できるものです。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=103

リモートアクセスの方法については添付のPDFファイルをご覧ください。

【無償公開中のオンライン資料】
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在無償で公開されているオンライン
資料もあります。そのうち1つをここで紹介します。

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■Project MUSE
 https://muse.jhu.edu/

世界の出版社の人文社会系の学術書やジャーナルが検索・閲覧できます。キー
ワードで検索し、画面左のフィルターの「Access: Only content I have access
to」で絞り込むと無償で利用できるもののみ表示されます。
期間:各出版社がそれぞれ設定。
内容:出版社単位で無償公開。「FREE」のアイコンがあるものが今回の対象。
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無償公開中のデータベース等の情報は次のページでまとめています。
「リモートアクセスサービスを拡充しているデータベース・電子ジャーナル」
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=399

ぜひ、ご自身の研究等にお役立てください。


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
現在図書館は閉館していますが、5/7よりILL複写依頼やメールボックスによる貸
出を再開・開始しています。ぜひご活用ください。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=398
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


お問合せ先:資料課資料利用係 riyou*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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日文研図書館ニュースレター No.1

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日文研図書館ニュースレター No.1 2020.5.15
皆さんの日本研究にちょっぴり役立ちそうな情報を図書館がお送りします。
          発行:国際日本文化研究センター 資料課資料利用係
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■□■ 目次 ■□■

1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
     『麻疹心得之圖画』、『麻疹食物善悪鏡』
2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
     「バレエアーカイブ」
3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
     「Kortext (Taylor & Francis)」

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1. 日文研資料の魅力(テーマ:感染症と日本人)
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「感染症と日本人」というテーマの下、日文研の資料を紹介していきます。

さて、文久2年(1862年)の日本では麻疹が流行し、
「麻疹絵」と呼ばれる錦絵が大量に作成されました。
麻疹絵にはしばしば、麻疹に「よい」または「よくない」
食べ物・行為などが記されています。

たとえば、宗田文庫所蔵の『麻疹心得之圖画』があります。

『麻疹心得之圖画』(宗田文庫)
http://lapis.nichibun.ac.jp/sod/Detail?sid=1-1&eid=01

よくないもの(禁物)には「入湯」「そば」「牛房」など、
よいものには「水あめ」「さつまいも」「れんこん」など
多数の事物が振り分けられています。

また、麻疹絵ではないですが、相撲の番付表を模して
「たべてよろしき物」と「たべてあしき物」を紹介している
『麻疹食物善悪鏡』という資料も見つかりました。

『麻疹食物善悪鏡』(宗田文庫)
http://lapis.nichibun.ac.jp/sod/Detail?sid=7-9&eid=01

こちらも文久2年(1862年)に発行されたものですが、内容を見てみると、
『麻疹心得之圖画』ではよいものとされていた「れんこん」が
こちらでは「あしき物」として紹介されています。

同時代に発行されているにも関わらず、
「れんこん」の扱いが違うのは興味深いですね。
諸説があったのでしょうか。

<参考文献>
畑有紀「幕末の麻疹と食--食物本草本を中心に」
『言葉と文化』12号、101-118頁、2011年
http://doi.org/10.18999/isslc.12.101

<宗田文庫とは>
医史学者の故宗田一氏が収集された、医学史・薬学史に関する
書籍、図版資料などを中心とする日本医療文化史のコレクション。

目録は日文研オープンアクセスで公開されています。
書籍篇 http://doi.org/10.15055/00000006
図版篇 http://doi.org/10.15055/00000005
図版資料はデータベースで公開されています。
http://db.nichibun.ac.jp/ja/category/soda.html

<画像利用について>
日文研が所蔵する資料のデジタル画像を利用する場合は
下記のページをご参照ください。
http://library.nichibun.ac.jp/ja/guide/specialuse.html


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2. 発掘!人文系アーカイブ・データベース
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昭和音楽大学バレエ研究所が、日本バレエのデジタルアーカイブ
「バレエアーカイブ」を公開しています。
1940年代以降の公演記録の検索、ギャラリー展示、
作品・人物・バレエ団からの参照機能などがあります。
同じくバレエ研究所の「バレエライブラリー」では蔵書検索も可能です。

舞台芸術研究にご活用ください。

バレエアーカイブ(昭和音楽大学バレエ研究所)
https://ballet-archive.tosei-showa-music.ac.jp

バレエライブラリー(昭和音楽大学バレエ研究所)
https://ballet-library.tosei-showa-music.ac.jp


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3. 自宅からでも使えるオンライン資料(内部者向け)
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日文研が契約しているオンライン資料の多くは所定の方法で
ご自宅のPCやタブレット等からでも利用できます。

「契約データベース・電子ジャーナル一覧」ページの
「リモートアクセス:可」の記載があるものが利用できるものです。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=103

リモートアクセスの方法については添付のPDFファイルをご覧ください。

【無償公開中のオンライン資料】
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、
現在無償で公開されているオンライン資料もあります。
そのうち1つをここで紹介します。

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■Kortext (Taylor & Francis)
 https://tfstore.kortext.com/

Kortextは1,000以上の出版社のE-Bookを提供しているプラットフォームです。そ
のうち、Taylor & FrancisのRoutledge等の書籍が5月末まで7日間無料で利用で
きます。日本関連の資料も充実しており、上記リンクからキーワード検索等で対
象の書籍を探せます。
期間:5月末まで
内容:7日間無料で閲覧。※閲覧にはKortextへの登録が必要。
----------

無償公開中のデータベース等の情報は次のページでまとめています。
「リモートアクセスサービスを拡充しているデータベース・電子ジャーナル」
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=399

ぜひ、ご自身の研究等にお役立てください。


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
現在図書館は閉館していますが、5/7よりILL複写依頼や
メールボックスによる貸出を再開・開始しています。ぜひご活用ください。
https://tosho1n.nichibun.ac.jp/?page_id=398
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


お問合せ先:資料課資料利用係 riyou*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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